■プログラム名:伝統産業とサステナビリティ
■講師:(株)堤淺吉漆店
明治42年創業にして、「サーフボード×漆」等、新しい試みに乗り出す堤淺吉漆店。
持続可能性を大切にする事業ビジョンから、これからの社会を考えます。
(株)堤淺吉漆店
漆とはウルシの木の幹から樹液を採取して作られた塗料。耐久性・防腐性が非常に高く、古来より器・建造物・仏像・芸術品などに使われてきました。
堤淺吉漆店は、明治42年に創業した漆(うるし)のメーカー。
ウルシ樹液を塗料として精製し、調合・調色するプロセスを自社で一貫して行っています。
その独自技術で生み出された塗漆は、漆器を始め、姫路城や日光東照宮など文化財修復にも活用されてきました。
近年はプラスチック製の食器が普及し、漆の生産量は減少の一途に。
「木を育て・樹液を取り・塗料を作り・塗ったモノを長く大切に使う」
堤淺吉漆店は、そんなサステイナブルな材料である「漆」の可能性や魅力を伝えるため、国内外への情報発信(うるしのいっぽ)、サーフィンやBMXなどエクストリームスポーツと漆のコラボレーション(BEYOND TRADITION)などに取り組んでいます。
※日時・会場・詳しい内容については、ご希望を伺った上で調整します。