食の循環でGO FOR 脱炭素ライフスタイル!2023.3.31

 

◆目次


◆みちづくり支援事業おやさい編とは

京都市では、「2050年CO2排出量正味ゼロ」を目標に、脱炭素ライフスタイルの提案を行っており、
2021~22年度「みちづくり支援事業」として、コミュニティと事業者等の連携による
脱炭素ライフスタイルの実践を目指すモデル事業を実施しました。
おやさい編では、気候変動が地域の食へ与える影響について考える「食の循環」の取組として、
地域の農家と連携し、都市近郊で地域循環型農業に取り組む農業と地域の学校等の連携による堆肥利用を推進することを通して、
循環型農業の拡大と担い手の育成、地域における脱炭素ライフスタイルの学びと実践につなげました。


◆脱炭素ライフスタイルに向けて~食から始めよう!~

みちづくり支援事業おやさい編では「食の循環」をテーマに活動してきました。
(活用事例に関しては目次より各ページをご覧ください)


私たちが日常で実践できる「食」に関係する脱炭素アクションには、このようなものがあります。


  • ①食べ残しをしない、食材を使い切る(食品ロス削減)
  • まずは食べ残さないことが大切です。
    また、食材をついつい余らせがちかもしれませんが、冷蔵庫の使い方を工夫したり、
    買い物の仕方を見直すことで、使いきりを心がけると◎
  • ②地産地消、旬の野菜を意識した食生活を心がける
  • 循環型農業や環境に配慮した農業に取り組む農家さんから
    野菜を購入できるともっといいかもしれません!
    (京都市内の農産物直売所情報はこちらから。)
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  • ③地域の畑や田んぼで開催されているイベントに参加
  • 自分で作るのは難しいけど、誰かと一緒に、土に触れながら楽しんで収穫や
    栽培体験をすることも、脱炭素に向かう第一歩です!
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  • ④生ごみ堆肥(コンポスト)づくりに挑戦
  • この記事で取り上げている段ボールコンポストだけでなく、ミミズコンポストや
    バック型のおしゃれなコンポストなど、さまざまな種類があるので、
    自分に合ったものを選んで継続できると◎
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  • ⑤家庭菜園で自給自足の暮らし
  • 全部ではなく、ハーブや何種類かの野菜だけ作ってみたり、
    完璧な自給自足を追い求めるよりも、できる分を少しずつやってみることが◎

  • ⑥お肉の消費を減らし、菜食を取り入れる
  • 週に数回取り入れるだけでも、CO2削減効果は高く、
    最近は大豆ミート等の代替肉も、スーパー等で簡単に手に入ります。
    自分で作るのが難しければ、菜食料理を扱う飲食店へ訪れてみても◎

これらを全て生活に取り入れることで、1人当たり年間約300kgのCO2削減へと繋がります。
(脱炭素アクションやCO2削減量は「2050MAGAZINE」を参考にしています。)


◆まとめ

「脱炭素」というと難しいイメージですが、楽しみながら継続できることが一番です。
さまざまな選択肢がある中で、地球を守る選択かつ自分が心地よいものを選んでいくことが、
脱炭素ライフスタイルへ繋がります。

「食」だけでもたくさんの選択肢があるので、自分の興味のある分野にはどんなものがあるか調べて、
脱炭素にむけて1歩踏み出してみましょう!