2023年9月12日(火)に下京区役所にて、「2050年CO2ゼロ どこでもトーク」を開催しました。
下京区はぐくみネットワーク実行委員会(以下:下はぐネット)のみなさんが参加され、メンバーには、小学校のPTAの方々、地域団体の方や区役所のメンバー等、下京区で子育てに関わるさまざまな方がおられました。
今年度の下はぐネットのテーマは「DISCOVER下京~まちの再発見~」です!
「行って良かった!下はぐネット!」を目指し、毎月実行委員会を開催されています。
京都はぐくみ憲章の行動理念のうちのひとつには、「子どもを育む自然の恵みを大切にし、社会の環境づくりを優先します。」と、環境活動についても書かれており、今回はどこでもトークを活用し、みなさんの「エコな暮らし」を再発見すべく、エコ学区サポートセンター職員よりお話をしました!
▼はじめに、下はぐネットからのお知らせ
下はぐネットの代表者より、ご挨拶とはぐくみ「写真」&「川柳」の募集についてご案内がありました。
現在、京都はぐくみ憲章では日常の子育ての様子等を映した「写真」や子どもと接する中で思わず笑ってしまうあるあるエピソードの「川柳」を募集されています!
※詳細はこちらから⇒令和5年度はぐくみ「写真」&「川柳」の募集について
締め切りは令和5年10月31日ですので、みなさまも是非応募してみてください。
▼学習会開始!
下はぐネットからのお知らせの後は、いよいよ学習会の開始です!まずは、エコ学区サポートセンターより「2050年CO2ゼロどこでもトーク」の趣旨について説明しました。
地球温暖化の影響をお伝えし、「私たちに出来る事は何か」「エネルギー使用を減らすこととはどんなことか」等を改めて考えていただきました。
▼みんなで考えよう!「エコなくらし」
何と言っても、今日のメインは交流を深めながら「エコ」を考えること!
さっそくグループに分かれて、みなさんの考える「エコな暮らし」を話し合ってもらいました。
「うちではこんなことやってるよ!」と、どのグループも賑やかに、お話を進められていました。
▼DISCOVER下京!下京区のエコな取組事例紹介
実は下京区ではさまざまな団体や学区の方々がいろんなエコ活動をされています。
例えば、菊浜学区など地域の方々による落葉の堆肥づくりや、「ホテル日航プリンセス京都」と「豊園エコ推進委員会」が連携して開催されている食品ロスをテーマにした「親子で食育ミニ教室」の他、「下京いきいき市民活動センター」では、グリーンカーテンをして夏の暑さを和らげています。
また誰もが参加できる取組として、衣服の回収と循環を生み出す取組「RELEASE⇔CATCH」と回収した古着などの循環をテーマとしたイベント「循環フェス」、流通に乗らない規格外の野菜を地域のお店で販売している「軒先青果店」(西喜商店)等、そこへ出向くだけでエコに繋がる情報をたくさん紹介しました!
「そんなことやっているの知らなかった!」という声がたくさん聞こえてきたので、新たな活動を始めるきっかけになればと思います。
▼DISCOVER!からの「やってみよう」
様々な事例を基に、再度グループ内で「エコな暮らし」について話し合ってもらいました。
先ほどの話したことをさらに深堀りしながら、今後、実際に取組めそうなアイディアをまとめてもらい、最後にそれぞれのグループから発表をしていただきました。
「学区でフリーマーケットをする」「おもちゃの交換や修理の情報が欲しい」「下はぐのネットワークを使って、情報交換することでエコな暮らしにつながる活動も増えるのでは」という意見が出ていました。
省エネの省は笑!笑エネ~!」と笑顔いっぱいで発表くださったグループもありました。
▼まとめ
今回のどこでもトークをきっかけに、エコは何より楽しみながら子どもたちと一緒に!という機運が高まったようでした。
ちなみに、下はぐネットにはお子様の参加もOKなので、今回も2名の子がお母さんと一緒に参加しており、牛乳パックを使ったエコ工作で遊びながら、エコについて考えてくれていました。
アンケートの中には
・参加者の皆さんも普段の暮らしの中で様々な工夫をされていることが分りました。
・「エコな暮らし」を日々楽しみは忘れずに、これから行いたいと思いました。
・改めて自分ができることを実践していきたいと思いました。
と、参加者同士の交流を深め、身近なエコを考えていただけたようでした。
「子育て×エコ」といった取組についても話が出ており、これからの活動の広がりが楽しみです!
※この事業は、令和5年度「エコ学区」ステップアップ事業に係る学習会等支援業務(2050年CO2ゼロどこでもトーク)として、(公財)京都市環境保全活動推進協会が実施しました。