2/28~3/4にかけて、EU主催「国際都市地域間協力」プロジェクトの一環として、チェコ共和国・プラハ市の職員の方3名が、京都市の環境対策を視察に来られました。
京都市内のさまざまな取組を視察される中、3/1には、伏見区・桃山学区におけるエコ活動を見学。
「桃山エコ推進委員会」のメンバー6名が、主に生ごみの堆肥化について、実演をまじえて紹介しました。
▼段ボールコンポストの作り方を実演しています。
▼地元小学校の落ち葉で腐葉土を作り、基材にしていることを説明
▼腐葉土・もみ殻燻炭・水を混ぜた基材を、補強した段ボールに投入しています。
▼野菜くず・果物の皮・卵の殻などを入れています。
「魚を入れるといい肥料になるのですが、猫が寄ってくるので・・・うちでは入れていません」という説明に、プラハの皆さんも笑っておられました。
▼段ボールコンポストより軽量で臭いが出にくい「竹パウダーコンポスト」についても説明。
▼実演の後は質疑応答
プラハの環境問題・ごみ処理の方法・再生可能エネルギーの普及状況などについて、活発なやりとりが交わされました。
▼最後にみんなで記念撮影
京都では台風・大雨などが激化していますが、プラハでは初めて「干ばつ」が起こっているとのこと。
太陽光発電の普及に関しては、エネルギー需要の多い冬に発電量が少ないといった障壁もあるそうです。
遠く離れた京都とプラハ、気候風土などは大きく異なりますが、両都市とも地球温暖化の影響が大きく表れており、立ち向かうべき課題には共通点もあります。この日の視察は、桃山の方々がプラハの環境問題について知る機会となり、プラハ市職員の方々には学区の環境ボランティア活動を知っていただくことができ、意義ある時間になりました。
★桃山エコ推進委員会による段ボールコンポスト講座の様子↓↓↓