2023年7月23日(日)に醍醐いきいき市民活動センターにて、「【2050年CO2ゼロ どこでもトーク】環境にやさしい買い物をしてみよう!~斗々屋さんのお話を聞こう~」を開催しました。
どこでもトークに応募くださったのは、伏見区醍醐地域のこども食堂、「みらい食堂」スタッフの方々!
みらい食堂は、食事をするだけではなく様々な学び要素を取り入れて、参加者のみなさんに美味しいご飯と、親子で学びを体験できる場も提供されています。
食を通じた文化体験プロジェクト実行委員会が主催し、醍醐いきいき市民活動センターが協力しておられます。
そんなみらい食堂さんで今回は「環境にやさしい買い物」をテーマに株式会社斗々屋さんのお話を聞くことに!当日は醍醐地域周辺にお住まいで子育て真っ最中のお母さん方とその子ども達が集まってくれました。
▼はじめに、みらい食堂について
体験型子ども食堂として、本格的な出汁取り体験から、減災をテーマにダンボール釜でピザ作りをしたり・・・と開催される内容は盛りだくさん!
スタッフの皆さんも、普段は介護施設の職員さんや、地域のソース屋さん、大学生等、様々なバックグラウンドをお持ちの方が集まっておられます♪
▼エコ学区サポートセンターより「どこでもトーク」の趣旨説明と地球温暖化について
環境副読本「わたしたちの環境」を使って「ごみと地球環境」をみんなで音読!
普段の暮らしの中で、どんなときにごみが出ているか、そのごみが燃やされたり多くなることで地球はどうなるか、一緒に考えてもらいました。
▼学習会の様子(斗々屋さんのお話)
「環境にやさしいお買い物」をテーマに、株式会社斗々屋代表取締役である梅田さんからゼロウェイストや量り売り、斗々屋さんの取組についてお話いただきました。
斗々屋さんでの買い物ではなぜごみが出ないのか、そんな仕組みを聞きながら、「子育てしながらごみを減らすって難しいけど、どんなことならできるだろうか?」と考えてくださるお母さんたち。
「紙おむつはごみになるけど欠かせない・・・。」との質問には、海外では土に還る素材で作られているものがあることや、梅田さん自身の実体験の紹介をしてくれました。
▼醍醐地域のエコなお買い物情報
斗々屋さんでのお買い物情報を踏まえて、醍醐地域にはどんなところがあるだろうかと、みらい食堂さんから情報を提供いただきました。
醍醐地域にある地域のお野菜を買えるマルシェや、容器を持って行くと包装なしで買えるパン屋さん、カーボンニュートラルなコーヒー屋さんがあることを教えてもらいました。
▶「あつまれ!醍醐ええもんマルシェ」を開催されている「JA京都市醍醐支店」
▶製造・販売過程のロスや包装の簡素化するパン屋さん「パンフルート」
▶カーボンニュートラルに取り組むコーヒー屋さん「HEROS COFFEE」
▼斗々屋さんの大豆ミート「大豆ミートとは?」
今日の学習会を開くに当たり、みらい食堂さんは斗々屋さんで「大豆ミート」を購入されていました。
買い物の際に使用したリターナブル容器も見せていただき、梅田さんからは牛肉と比較した際の大豆ミートの利点や、大豆ミートにぴったりなレシピについて紹介がありました。
子ども食堂のメニューは「夏野菜と大豆ミートのカレー」
初めて大豆ミートを食べる方がほとんどでしたが、「おいしい!」とおかわりする子ども達もいました。普段の食事でも取り入れてもらうきっかけになったのではないでしょうか。
学習会後のアンケートでは、
・自分がいかに”当たり前”に慣れてしまっているかと思いました。
良い暮らしが自分だけに都合の良い暮らしにならないよう、もう一度見直そうと思いました。
・ごみであふれている事を再認識できました。
未来がある子ども達の為にも出来る事から始めていきたいです。
・家庭で出来る事を少しずつできるようにやってみたいと思います。
と、前向きな感想をたくさんいただきました。
「ゼロウェイスト」な生活の1歩を踏み出して、みんなで子ども達の未来、私達の地球をきれいにしていきましょう!
※この事業は、令和5年度「エコ学区」ステップアップ事業に係る学習会等支援業務(2050年CO2ゼロどこでもトーク)として、(公財)京都市環境保全活動推進協会が実施しました。