京都市立川岡東小学校PTA×エコ学区サポートセンター「防災×エコ」2023.12.2

 

2023年12月2日(土)に京都市立川岡東小学校にて、2050年CO2ゼロどこでもトーク「防災×エコ」を開催しました。


川岡東児童館が損保ジャパンと取り組む「つながる防災プロジェクト」の一環で、防災訓練を地域の皆さんが参加できる防災・減災のイベントとして開催されました。


地域一体となって取り組まれる活動に、小学校PTAの方から「もっと地域内でのつながりを作り、防災だけでなく環境にもちなんだ取組をしたい」とどこでもトークに応募いただき、エコ学区サポートセンターから参加することになりました!


水素自動車「MIRAI」、太陽熱調理器「エコ作」などを展示

お天気にも恵まれて、運動場には災害時にどのように行動すべきかを考えるクイズラリーや、地震や消火器の体験ができるコーナーが設置されていました。


エコ学区サポートセンターからは水素自動車MIRAIエコ防災グッズの展示を行いました。


水素自動車は、災害時にライフラインが途絶えた際の電力供給に活用でき、実際に京都市でも平成30年に台風の影響で停電が続いた地域へ向かい使用されています。

防災×エコ

MIRAIには大人も子どもも興味を示し、たくさんの方が集まってきてくれました。


また、展示の中にはエコ作という太陽光を集積させてその熱を利用する調理器具があり、子どもたちに「これはどういったものでしょう?」と問いかけると「太陽のエネルギーを使っているんでしょ!」としっかりとした回答も。中には虫眼鏡を例に分かりやすく説明してくれる子もいました。

防災×エコ

防災×エコ

防災×エコ



子どもたちの遊び場で発電体験

児童館内ではどなたでも参加できるようにと、京都市交流促進・まちづくりプラザの指定管理者である株式会社ボーネルンドからおもちゃの広場が設けられていました。


他にも、西京子どもはぐくみ室からは小さいお子さんがいるご家族に向けて、災害時の避難ルートや持ち物がチェックできる冊子を配布されていました。


未就学児から小学生までがたくさん集まり、子ども同士が一緒に遊びながら、とっても盛り上がっていました!

防災×エコ

そんな子どもたちの遊び場で、エコ学区サポートセンターでは発電体験を実施しました。


災害時も活用できる小型蓄電池を使い、Nゲージでトーマスを走らせます。蓄電池には太陽光発電で電力を貯めており、子どもたちが自然エネルギーについて学ぶ場となりました。


蓄電池からコントローラーで電力を調整し、トーマスの走るスピードを変えてみます。自分の調整で早くなったり遅くなったりする様子に夢中になっていました!

防災×エコ

小さな子も手回し発電機を使って上手に発電していました。

防災×エコ

また、うちわを使って起こした風の力で発電しおもちゃが回転する、といった風力発電の体験コーナーも実施しました。


風力発電は少しコツがいり、おもちゃを動かそうとみんな一生懸命でした!4人で一緒に体験できる場だったので、少人数で来られていても「ちょっと一緒にやって~」と協力を呼び掛けて交流の場ができていました。

防災×エコ

会場には親子で来られている方が多く、お父さんやお母さんからは蓄電池に関心が向けられ、「どれくらい持つの?」「スマホも充電できるの?」と質問がありました。「やっぱり必要やな~」との声も。


また、発電を頑張る子どもたちに、お父さんやお母さんから「これはどんな電気だと思う?」「いつも使っている電気との違いは?」との投げかけもあり、楽しみながらも自然と親子で学べる場が出来ていました。


朝からお昼までの時間、幅広い世代の方がたくさんの方が集まり、地域交流が生まれる中、防災やもしもの場合の備えについて考える1日になりました!


起こりうる災害への準備、そして、環境と災害についても考え、皆さんの普段の暮らしを見つめ直すきっかけになっていればいいなと思います。


>>>「つながる防災プロジェクト」の様子はこちら



  • 日時:2023年12月2日(土)10:00-13:00
  • 場所:京都市立川岡東小学校運動場・体育館、川岡東児童館
  • 講師:エコ学区サポートセンター
  • 参加人数:100名(大人30名、子ども70名)

※この事業は、令和5年度「エコ学区」ステップアップ事業に係る学習会等支援業務(2050年CO2ゼロどこでもトーク)として、(公財)京都市環境保全活動推進協会が実施しました。