2023年10月15日(日)に京都市立羽束師小学校体育館にて、2050年CO2ゼロどこでもトーク「エコ×防災でライフスタイルを見直そう!」を開催しました。
▼防災訓練開始!
今回は羽束師学区で行われる地域の防災訓練での開催です。
朝早くからたくさんの方が集まり、防災訓練に取り組まれていました。全員で集まった後は3つのグループに分かれて、それぞれ「防災」にちなんだ体験学習が行われました。
エコ学区サポートセンターからは防災グッズを紹介し、皆さんと一緒に普段のライフスタイルについても考えました。
▼どこでもトークとは?
まずはエコ学区サポートセンターの自己紹介とどこでもトークについての説明をしました。
1グループ20名ほどの方が参加してくれています。
▼さっそく防災グッズの紹介!
災害が起きた際にインフラが遮断される可能性を考えて、自家発電装置やガスを使用しない調理器具が役に立つことをお伝えしました。
▼防災用リュックを持参しよう!
防災訓練を訓練で終わらせないように、「防災用リュック」を訓練場に持参することを提案しました。
実際にこちらから持ってきたものの中には、太陽光ランプや手回し発電のラジオ等、
電気を使わなくても災害時に明かりや情報を手に入れる手段があることを紹介しました。
▼そもそも自然災害が起きないようにするためには?
昨年に比べて今年の火災件数が増加していることもあり、消防の方々からは「火の用心」について呼びかけがありました。
「火のもと」に気を付けることで「火災」は防げますが、自然災害はいつ起こるか予測ができません。
しかし、地球温暖化による影響もあり台風や大雨による気象災害の被害はとても大きくなっています。
私たちからは、まずはそういった災害の発生を少しでも防ぐために、ライフスタイルの見直しをしてみませんかと呼びかけました。
災害への備えを考えることは、普段の暮らしを見直すことにもつながります!
▼会場の外では・・・!
会場の外では「ロケットストーブ」と「エコ作」の実演、「水素自動車MIRAI」の展示を行いました!
お話を聞いた後には、実際使用している様子を見学していただきました。少しの燃料(割りばし等)でも活用できるロケットストーブは、高温で二次燃焼されるので煙もあまり出ないところが魅力です。
実際に見てもらうと「作ってみたい!」との声が多くありました。
よいお天気だったので、エコ作もばっちり活躍!
筒の中にはお芋を入れていましたが、近くで見ると湯気がでるくらいの高温に。蒸したお芋のいい匂いで、太陽熱の威力を実感してもらいました!
また、羽束師地域の近くには水素ステーションもあるため、たくさんの方が水素自動車に興味・関心を持っておられました!
ちなみに、地域の方が持参されたお芋をロケットストーブとエコ作を使って調理し、皆さんに振る舞いました!
たくさんあったお芋はすぐになくなり、「ちゃんと焼けててびっくりした!おいしかった!」との声をいただきました。
参加いただいた方のアンケートには
・ソーラーライト等参考になりました。
・小さいバッテリーを買ってみたいと思います。
・エコ、防災について再確認できました。
・大変勉強になりました。
と防災グッズも実物をご覧いただけたこともあり、好評のお言葉をいただきました!
「防災」×「エコ」をテーマにお話しを聞いていただき、普段の防災訓練とは少し違った視点を持ってもらうことができたのではないでしょうか。
※この事業は、令和5年度「エコ学区」ステップアップ事業に係る学習会等支援業務(2050年CO2ゼロどこでもトーク)として、(公財)京都市環境保全活動推進協会が実施しました。