2023年4月28日(金)に、
東京大学工学部都市工学科のまちづくり研究室(小泉秀樹教授)に所属する博士課程2年、
徐紫儀(シュウ・ズーイー)さん、他2名が研究の一環で京都市の「エコ学区事業」に興味を持たれて、
エコ活動をされている団体へインタビューをするために京都を訪問されました!
徐さんは、環境にやさしい社会育成の可能性について研究されており、
「持続可能なコミュニティ」や「人間の環境配慮行動」といったテーマで調査されていたところ、
「エコ学区活動」を見つけ関心を持たれたようです。
そこで、エコ学区サポートセンターでは、
研究の協力として、エコ学区の方々からエコ学区事業が地域の方々の
日々の行動にどのような影響をもたらしているのか、
また、地域コミュニティがどのような役割を果たしているのか等、
地域方々へインタビューする機会を設けました。
限られた時間の中でしたが、京都のエコ活動について知ってもらえる1日になりました!
▼京エコロジーセンターの見学の様子
通称エコセン!
京都の環境学習施設としての機能や展示紹介などを見学・体験されました。
「京都には、こんな素敵な施設があってうらやましー!」と、
1階から屋上まで、しっかりと楽しんでもらえたようです!
▼桃山エコ推進委員会の方へのインタビュー!
桃山エコ推進委員会は伏見桃山学区の団体で、活発なエコ活動をされています。
今回は、大倉委員長と汐崎副委員長をエコセンへお招きし、
徐さんからのインタビューに答えていただきました。
桃山エコ推進委員会が取組んでいるエコ活動は、多岐にわたるため、
内容は盛りだくさんでしたが、事前の資料も確認してくれていたので、
時間内にインタビューを終えることができました。
また、
徐さんと一緒に来られたの梁さん(東京大学先端科学技術研究センター特任研究員)は、
汐崎副委員長と生ごみコンポストの話題で意気投合!
インタビューだけでなく、共通の話題で盛り上がりながら、
学区の取組を知ってもらえてよかったです。
みなさんも桃山エコ推進委員会のエコ活動を是非、見てくださいね!
桃山エコ推進委員会のエコ活動は、こちら。
桃山エコ推進委員会facebook 伏見エコライフプロジェクト (地域で取り組むエコ活動「桃山エコ推進委員会」①〜大倉正暉さん〜)
ごみ減量推進会議ごみ減量推進会議 (平成27年度:桃山エコ推進委員会レポート:その1)
▼京都市上鳥羽北部いきいき市民活動センターへのインタビュー!
場所を移動して、上鳥羽北部いきいき市民活動センターへ。
上田センター長、高橋さん、石原さん、アドバイザーの北川さんに出迎えられ、
インタビューをさせていただきました。
京都市上鳥羽北部いきいき市民活動センターの取組の中には、
桃山エコ推進委員会から受け継いだロケットストーブのワークショップがあります。
エコ学区活動が学区を越えて広がっていることを知ってもらえました。
お天気にも恵まれ、たくさん良いお話が聞けたと徐さんにも喜んでいただけました!
また、インタビューにご協力いただいたエコ学区の方々も、
「自分たちの活動を興味深く聞いてくれてとても嬉しかった!」と喜んでいただけました。
現場視察ということで、京都市民のみなさんが楽しみながらエコ活動をされている姿を、
肌で感じていただけたのではないかと思います。
東京と京都でとても離れていますが、今回のインタビューを研究へ活かしてもらい、
様々な地域コミュニティでのエコ活動が広がって行くといいなと思います!
‐‐‐追記
徐さんからはエコ学区のみなさんにアンケートでご協力いただけないかと依頼があります。アンケートにご協力いただける学区の方は、エコ学区サポートセンターまでご連絡ください!
※インタビューの内容は、主に政策背景、連携関係、活動展開、住民参加など、
10程度の質問をさせていただくという形を想定しているとのことです。
自らコミュニティ再生やまちづくりに関わるプロジェクトをコーディネートしながら、
実践研究を積み重ねています。 コミュニティや「まち」の再生をめざした、デザイン、
プランニングそしてマネジメントの、方法論や手法、それらを支える基礎理論について、
さまざまなアプローチから探求し、実際のコミュニティ再生プロジェクトやまちづくりへの応用を進めています。
※本インタビューは、エコ学区サポートセンター業務として実施しました。
(公財)京都市環境保全活動推進協会は、京都市環境保全活動センター(京エコロジーセンター)の指定管理業務等を通じて培った、地域コミュニティでの環境活動支援のノウハウを活かし、「地域コミュニティ等での市民参画による環境活動」を支援する事業を展開しています。