2022年9月22日、京都市中京区の銅駝公園(河原町通夷川東入る)に、ソーラー発電式の回転灯が設置されました。
銅駝公園の向かいには井戸水「銅駝水」があって汲みに来られる人々で大変賑わっていますが、かねてから、夷川通を通行する車や水を汲みに来る車が、ボールを追って公園から飛び出す子どもにヒヤリとすることがあり、幸いにもこれまで事故は起きていないものの心配する声がありました。
▼地域の子どもたちの遊び場「銅駝公園」
▼銅駝公園の向かい「銅駝水」
公園で遊ぶ子どもたちの安全を守るため、銅駝学区自治連合会が「車への注意喚起のために回転灯を付けられへんか」と、エコ学区サポートセンターに相談。
学区の皆さんと
「電線を引けないのでソーラー発電式はどうやろ」
「一日中は必要がなく、子どもたちの遊ぶ時間に点けてほしい(タイマー制御)」
「雨天や曇天でも点くんかいな(バッテリー)」
など仕様について話し合い、(有)ひのでやエコライフ研究所の設計・製作・施工により、おひさまの力で光る安全灯が完成しました。
▼6~8月にかけて意見交換を行いました。
▼9月13日に基礎工事と支柱建て工事を実施
台風一過の9月20日、地域の皆さんや関係機関にお集まりいただき、いよいよパネルとライトの設置作業。
▼支柱にパネルを取り付けます
ちょうど作業中に、京都市立御所東小学校の5年生が通りかかりました。総合学習「見つけよう、あこがれの働き方」として地域の働く人たちの様子を取材しているとのこと。
▼安全灯について、(有)ひのでやエコライフ研究所が説明
「みんなの将来の家には、太陽光パネルが付くかもしれない」「エネルギーを自分の家でつくるのが当たり前の時代になるかもしれないね」とお話をしました。
▼太陽高度がわかるスマホアプリを見せながらの解説
▼既設の「飛び出し坊やの看板」(京都市立銅駝美術工芸高校生によるデザイン)を安全灯と一対になるように移動
▼自治連合会会長がスイッチオン!
さまざまな団体がつながりあって、公園に設置されたこの安全灯。地域の子どもたちの安心安全を守ると同時に、住民や公園利用者の皆さんがCO2を出さない自然エネルギーに触れるきっかけとなれば嬉しいです。
★銅駝学区自治連合会のHPでも取り上げていただきました!