
京都の奥座敷・花背地域の新しいコミュニティの拠点「古民家田七」(左京区)。

2025年8月25日(月)、京都大学フィールド科学教育研究センター准教授の伊勢武史先生を講師に迎え、2050年CO2ゼロ どこでもトークを開催しました。

タイトルは「花背の森から描く地球の未来予想図」。植物の光合成と呼吸による「炭素の循環」についてわかりやすくお話しいただき、昔の生活はエネルギーが自然界のサイクルで賄われていたので、持続可能であったということが理解できました。
また、成長を終えた森はCO2の吸収と放出が釣り合っているので(=カーボンニュートラル)、今ある自然を守るのが重要であること、伐った木材を建物や家具などで長く使えば、その間は炭素を大気に戻さずに蓄える(=炭素固定する)ことができるというお話も。

参加者は、地元住民と地域外からがおよそ半々ずつ。後半はグループに分かれ、「地球と地域の持続可能性を両立できる素敵なアイデア」をテーマにワークショップ。

林業・農業・観光に関すること、さらにはCO2を産業に活用するテクノロジーまで、活発な意見交換が行われました。

伊勢先生からは「私たちには選択肢がある。行動すれば未来は変えられる」「ひとりではなかなかうまくいかない。だからこそみんなで考えていこう」とメッセージ。花背という自然と文化が豊かに息づく場所に集った人々と、“未来への選択肢”を考える時間となりました。
※令和7年度京都市「エコ学区」ステップアップ事業に係る学習会等支援業務(2050年CO2ゼロどこでもトーク)として、(公財)京都市環境保全活動推進協会が実施