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たんたんエナジー×京都友の会「わたしたちの暮らしとエネルギー」レポート2022.12.3

 

2022年12月3日(土)に京都友の家にて、「【2050年CO2ゼロ どこでもトーク】わたしたちの暮らしとエネルギー」を開催しました。

主催となった京都友の会は、1929年に日本初の女性記者で教育者の羽仁もと子氏が創刊した雑誌「婦人之友」の愛読者によって設立された団体で、京都のみならず全国友の会として、それぞれの地域で活動されています。

今回は会場での対面とその様子をYouTube配信するハイブリット型で開催され、全国友の会メンバーや地域の方々が参加されました。講師はたんたんエナジー株式会社の木原浩貴氏が務めました。

▼初めに京都友の会メンバーより「共通の認識をもつ3つの数字」

学習会

▼エコ学区サポートセンターより勉強会の趣旨と地球温暖化について

地球温暖化

▼講師によるレクチャー(オンラインでの対応)

地球温暖化
地球温暖化
地球温暖化

▼会場の様子 
 みなさんメモを取りながら、熱心に講師のお話を聞かれていました。

講演
講演
メモ

▼京都友の会メンバーによる家庭の太陽光発電について事例発表

事例発表
事例発表

講演の中では、地球温暖化は人間の活動によって起きている!と危機感を持つようなお話から始まり、実際に私たちが行ってきた省エネ活動によってCO2が削減されている、という前向きなお話もありました。また、暮らしの中での私たちの選択には大きな影響力があると話され、家電・食べ物・移動手段等、どんな選択ができるのか、実例やデータを用いてわかりやすく説明していただきました。

また、木原氏が実際に足を運んだ海外の風景写真を使って「どんなところが脱炭素でしょう?」とクイズ形式で海外の取組についても紹介がありました。

木原氏からは「このような海外の取組を見て、脱炭素は我慢ではなく、暮らしを便利で快適にする上に農村地も潤うということを同じ方向で考えられると実感した。脱炭素で素敵な社会を創りましょう!」とみなさんの活動を鼓舞する呼びかけがありました。

講演後には再エネQ&Aで盛りあがり、また、京都友の会メンバーによる家庭での太陽光発電の実例発表もありました。太陽光発電を始めてから10年程経ったお家での発電量や消費量、経済性を実際のデータを用いて紹介と、築100年近いお家に太陽光パネルの設置を考え、近々設置予定のお家の設置までの過程や今後考えられる費用等について紹介していただきました。

事例紹介の中では京都府・京都市の0円ソーラーを活用するといった話があり、「京都0円ソーラープラットフォーム」事務局担当から簡単な説明も行いました。

脱炭素情報が盛りだくさんな勉強会で、2時間はあっという間に過ぎてしまいましたが、地球温暖化が起きている現状と、2050年CO2ゼロに向けて、私たちひとりひとりが脱炭素へ取り組まなければならないと、改めて実感するきっかけになったのではないでしょうか。

アンケートでは

・地球温暖化が待ったなしの状況であることがガツンときて、このような機会に参加できて非常によかった。

・今私たちにできることを無理せずに、CO2の削減に少しでも貢献できればと思う。

・京都友の会の方の熱心な取組に刺激を受けた。

・いつも励んでいる家庭での環境への取組が、実際に大きな力を持っていることが嬉しかった。

・生物は生きているだけで地球に負荷をかけているが、どちらの選択肢が子どもたちの生きる未来を生きやすくできるかを考えるようにしたい。

との声をいただきました。 木原氏からもちろん、今回主催となった京都友の会の方々がとても熱心に準備されていた資料や質問のおかげで、オンラインで参加されていた他の地域の友の会メンバーの方々にとても強いメッセージを残す勉強会となりました


  • 日時:2022年12月3日(土)10:00-12:00
  • 場所:京都友の家
  • 主催:京都友の会
  • 講師:木原 浩貴 氏(たんたんエナジー株式会社)
  • 参加者数:36名

※この事業は、令和4年度「エコ学区」ステップアップ事業に係る学習会等支援業務(2050年CO2ゼロどこでもトーク)として、(公財)京都市環境保全活動推進協会が実施しました。