京都友の会×RE:ARTH「秋のきのこの会」2024.11.30

 

2024年11月30日(土)に京都友の家(京都市左京区)にて、2050年CO2ゼロどこでもトークを開催。

主催は京都友の会、講師にRE:ARTH代表の倉橋大希さんを迎え、コーヒーかすを活用したキノコ栽培を通じて、循環型社会について考える機会を持ちました。


京都友の会×RE:ARTH「秋のきのこの会」

初めにエコ学区サポートセンターから、京都における気候変動の影響や、2050年にCO2排出量を実質ゼロする必要性について説明。

京都友の会×RE:ARTH「秋のきのこの会」


京都でコーヒーかすを回収・活用する「mame-eco」プロジェクトに取り組むブルームさんも、ゲストとして参加されました。

京都友の会×RE:ARTH「秋のきのこの会」


倉橋さんは、学生時代に留学した南アフリカで、先進国による「開発」の矛盾を目の当たりにし、環境問題に関心を持ったのだそうです。

京都友の会×RE:ARTH「秋のきのこの会」


その後ジンバブエで地域資源を活用したキノコ栽培について知り、長年の試行錯誤を経て2017年にRE:ARTHを設立。2020年にキノコ農家として京都市伏見区で新規就農しました。

そして京都で回収されたコーヒーかすを活用し、キノコを栽培し、京都・大阪で販売しています。

参加者の皆さんは、コーヒーかすの菌床からニョキニョキ生える大きなヒラタケにびっくり!

京都友の会×RE:ARTH「秋のきのこの会」


子どもも大人も和気あいあいと、収穫体験を楽しみました。

その後、京都友の会のメンバーが、ヒラタケをバターで炒め・・・

京都友の会×RE:ARTH「秋のきのこの会」


コーヒーかすの堆肥で栽培された船越農園のお米、RE:ARTHのタモギタケのお吸い物と一緒に、みんなでいただきました。シンプルな味つけなのに絶品!

京都友の会×RE:ARTH「秋のきのこの会」


倉橋さんが語る未来志向のお話、おいしいキノコとごはん、参加者同士の交流。

そんな温かい雰囲気の中で会は進行し、参加者からは、

  • ・コーヒーかすを使ったきのこの栽培は、興味深かったです。
  • ・伏見の地で倉橋さんがこんな働きをなさっていることを初めて知り、とても感動しました。
  • ・先進国がアフリカで自然破壊をしていることへの疑問が、出発点になっているということに、感じるものがありました。

といった感想が。

「京都友の会でもコーヒーかすを回収してほしい」という声もあり、今後、会の新たな活動につながっていくかもしれません。


<RE:ARTH産ヒラタケの取り扱い店舗はこちら>


<京都友の会がこれまでに開催した「どこでもトーク」はこちら>




  • 日時:2024年11月30日(土)10:00-12:00
  • 場所:京都友の家
  • 主催:京都友の会
  • 講師:倉橋 大希さん(RE:ARTH)
  • 参加人数:28名

※この事業は、令和6年度京都市「エコ学区」ステップアップ事業に係る学習会等支援業務(2050年CO2ゼロどこでもトーク)として、(公財)京都市環境保全活動推進協会が実施しました。保全活動推進協会が実施しました。