2024年12月8日(日)に、京都市立大将軍小学校グラウンド・体育館(北区)で開催された「大将軍ふれあい冬まつり」(主催:大将軍社会福祉協議会)。
地域の各種団体、PTA、児童館、消防団の皆さんがブース出展をされ、大勢の参加者でにぎわっていました。
今回の冬まつりのテーマは「エコと防災 環境にやさしく災害に強い大将軍学区」。
そこでエコ学区サポートセンターでは、
・手回し発電・自転車発電の体験コーナー
・災害時に役立つ「ロケットストーブ」「太陽熱調理器 エコ作」の展示と実演
を出展。 各コーナーでの体験サポートや展示解説を、京エコロジーセンターの環境ボランティア「エコメイト」や「エコサポーター」が担当しました。
発電の大切さを体感していただいている隣では、ロケットストーブの展示と実演。
ロケットストーブは、災害時、ライフラインが止まって電気やガスが使えなくても、枝や割りばしなどの廃材を、効率良く燃焼して熱源とすることができます。
解説を聞いた方から、「思ったより簡単に使えそう」という声も。
「地域で持つにはよさそうだけど、自宅にはどうかな?」という方には、エコメイトが、割り箸を燃料にして使用できる小型のロケットストーブを紹介。
中央の黒いガラス管の中に食材を入れ、調理をします。
ガラス管は真空二重ガラス製なので、中の温度が下がりません。銀色の反射板に太陽光を当てると、ガラス管内の温度が上昇し、煮たり蒸したり焼いたりすることができます。
学区からは「ロケットストーブの製作ワークショップをしてほしい!」という声も上がっていました。今後、地域で「エコ×防災」の取組が進んでいきそうです。
この事業は、令和6年度京都市「エコ学区」ステップアップ事業に係る学習会等支援業務(2050年CO2ゼロどこでもトーク)として、(公財)京都市環境保全活動推進協会が実施しました。