2024年11月9日(土)に、京都市立正親小学校グラウンド・体育館(上京区)で、同小PTA主催イベント「児童ボーン~正親PTAこども祭り」が開催されました。
エコ学区サポートセンターでは、「エコキッズになろう!」をテーマにブースを出展。自転車発電、風力発電の体験と、「学校でできる&やっているエコアイデア」の募集を行いました。
100人を超える子どもたちが参加。 ブースでは京エコロジーセンターの環境ボランティア「エコメイト」が、子どもたちの発電体験や環境問題について考えるサポートをしました。
うちわで風車を回して発電。人形を回すのはひと苦労!
子どもたちは、風という自然の力で発電できることを体験し、持続可能なエネルギーについて学びます。
こちらは自転車発電。
自転車を漕いで発電するとLED電球が点灯!
電気をつくり続けるには、ずっと漕いでいなければいけません。火力発電所では、人間が発電機を回す代わりに、化石燃料(石油・石炭・天然ガス)を燃やして回します。そのため電気をつくればつくるほど、地球温暖化の原因であるCO2が発生してしまいます。 自転車・風力ともに、子どもたちは発電の仕組みや省エネの大切さを実感していた様子。特に自転車発電は、行列ができるほどの人気でした。
エコアイデア募集コーナーでは、給食、教室、トイレ、持ち物、プリントなど、学校生活の中できることや既に取り組んでいることを募集したところ、たくさんのアイデアが!
表彰式では、誰のエコアイデアが選ばれるか多くの注目が!
この中からエコキッズ大賞に選ばれたのは?!
選ばれた3人のエコキッズには、賞状とエコバッグをプレゼント。そして、このエコアイデアを学校に掲示し、みんなが見て実践できるようにしていただきました。これからも、学校でできるエコをたくさん見つけていってほしいと思います。
PTAの皆さんによる楽しい仕掛けが満載だったこのイベント。他のブースをのぞいてみると・・・
紙を破ることなくひも状に切る「一番長いのだ~れだ?」では、古紙となる新聞紙が活躍!
大画面に絵を描く「らくがきしちゃお」では、使いかけの絵の具を活用!
「おかしつり」では、子どもたちが古い封筒にイラストを描いて素敵なラッピングに!
会場全体に「あるものを有効活用して楽しもう!」というエコアイデアがあふれ、活気あるイベントでした。
※この事業は、令和6年度京都市「エコ学区」ステップアップ事業に係る学習会等支援業務(2050年CO2ゼロどこでもトーク)として、(公財)京都市環境保全活動推進協会が実施しました。