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大谷大学×ヒューマンフォーラム「古着の回収と地域内循環の仕組み」2024.7.1

 

2024年7月1日(月)に、大谷大学(京都市北区)にて、2050年CO2ゼロ どこでもトークを開催。

同大学の人間学を受講する115名の学生が、「古着の回収と地域内循環の仕組み」というテーマで、古着屋「SPINNS」などを運営する株式会社ヒューマンフォーラム 岩崎仁志さんのお話をお聞きしました。


どこでもトーク 大谷大学

開始前に、CO2削減量シミュレーションのサイトを紹介。自分たちの日々の行動がどれだけ気候変動抑制に貢献するか確認。

どこでもトークの開始はエコ学区サポートセンターから、京都市の目標「2050年までにCO2排出量実質ゼロ」について解説。


どこでもトーク 大谷大学

続いて講師の岩崎さんから、衣服の大量生産・大量消費の実態が伝えられました。海外で処分される古着について伝えるショッキングな動画…。それは他国の出来事ではあるけれど、私たちの生活ともつながっている…。画面を見つめる学生たちの表情が印象的でした。


ヒューマンフォーラムはこのファッションロス問題に向き合い、京都市や他の事業者等と連携し、リリースキャッチ循環フェスといった古着を京都で再循環させる仕組みづくりに取り組んでいます。


どこでもトーク 大谷大学

授業の後半では、学生たちが実際に古着の仕分け作業を体験。


どこでもトーク 大谷大学

どこでもトーク 大谷大学

終了後のアンケートには、

・服の製造には人権の問題や環境への負荷があることがわかった。

・着なくなった服を寄付することは良いことだと思っていたのに、ゴミの山になっているのを見て複雑な気持ちになった。

・服を大事に使っていくことが、環境に配慮するうえで効果的だと思った。

・ゴミ処理場で生じるCO2は仕方がないものを思っていたが、仕分けることでCO2削減につながると思った。

・一人の100歩より100人の一歩という言葉にとても感銘を受けました。

・実際に体験できたのが、自分の意識を変えるのに一番影響しました。

・大学にも回収BOXがあればいいなと感じました。                            

・古着に対するハードルが下がりました。循環フェスにも参加してみたいと思います。

などのコメントが。 講義を通じて衣服をめぐる環境問題を認識し、さらに仕分け体験を通じて「自分ごと」として捉えるきっかけになった実りあるどこでもトークでした。


どこでもトーク 大谷大学

●大谷大学グリコ(コミュニティデザイン学科学生広報チーム)のInstagramでも紹介していただきました!
https://www.instagram.com/otani_greeco/p/C86cxbPRD7F/?img_index=1



  • 日時:2024年7月1日(月)10:40-12:10
  • 場所:大谷大学
  • 主催:大谷大学
  • 講師:岩崎 仁志 氏(株式会社ヒューマンフォーラム)
  • 参加者数:115名

※この事業は、令和6年度京都市「エコ学区」ステップアップ事業に係る学習会等支援業務(2050年CO2ゼロどこでもトーク)として、(公財)京都市環境保全活動推進協会が実施しました。