下京区・豊園学区でエコ活動に取り組む「豊園エコ推進委員会」。
地域のお母さんたちが中心となり、省エネやごみ減量につながる学習会などを企画・実施しています。
同委員会では2018年から、中村朱鳥(あすか)さんと藤澤亜美さんが、「小学生エコ委員」として学習会などのスタッフ役を務めていました。
当時小学生だった2人も、現在は高校生。
この秋、在学する高校の文化祭で、環境・SDGsについて発信を行いました。
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2024年9月19日(木)、20日(金)に立命館宇治中学・高等学校で、文化祭「興風祭」が開催されました。
同校は、社会課題の解決に向けて学習・実践する「コア探究」という授業を設けており、生徒たちがSDGsに関わるさまざまな活動を展開しています。
豊園エコ推進委員会メンバーの中村さんと藤澤さんは、興風祭で
・廃棄される花を加工したブーケ
・廃棄茶葉を活用した抹茶デザート
の販売をしました。
生産された花が消費者の手に渡らずに廃棄されてしまう「フラワーロス」。
日本では仕入れた花の30~40%が廃棄され、経済損失は年間1,500億円に上るとも言われています。(※)
藤澤さんたちのチームは、フラワーロスを減らすためのブーケづくりを行いました。
中村さんたちのチームは、茶葉の食ロス問題に焦点を当てました。
抹茶は賞味期限の1ヶ月前になると、店頭から撤去されるそうです。
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2人は高校でSDGsを学びながら、地元のエコ活動にも参加しています。
小学生の頃から、環境問題を楽しみながら学んできた高校生エコ委員たち。
これからの活躍を応援したいと思います!