2024年8月3日(土)に、新町小学校(上京区)で、「中立ふれあい広場」が開催されました。
中立学区では、中立エコ生活推進会議が中心となり、堀川周辺の落ち葉堆肥化、コーヒーかす回収、小学校への環境出前授業など、積極的なエコ活動を行っています。
この日はエコ学区サポートセンターが、手回し発電、太陽熱調理器、ロケットストーブなどのブースを出展。
地元の子どもたちのグループ「新町っこ探究団」が、来場者への案内役を務めました。
探究団の皆さんは、京エコロジーセンターのボランティアからレクチャーを受けた後、自分なりのわかりやすい言葉を使いながら、来場者に説明していました。
この日使用したホットプレートは1300Wが3台、稼働時間は3.5時間。
順番待ちをしていた60名ほどのお客さんに、「水素燃料自動車で発電しているんですよ」とお伝えすると、驚きの声が上がりました。
停電のときに水素燃料自動車が活用された事例も紹介。「夏休みの自由研究で燃料電池自動車について勉強したい」と、資料を持って帰る親子連れもいらっしゃいました。
中立ふれあい広場では、ごみ分別にも熱心に取り組んでおり、ごみ分別ステーションでは容器を重ねたり、串を分けたり、効率よくごみの回収ができるように工夫されています。
環境配慮を大切にし、担い手育成を実践しながら、地域住民の交流を深めるイベントとなりました。
※この事業は、令和6年度京都市「エコ学区」ステップアップ事業に係る学習会等支援業務(2050年CO2ゼロどこでもトーク)として、(公財)京都市環境保全活動推進協会が実施しました。